梅の雨

そしてもうすぐ暑い季節がやってくるわ…どんより。
先日初めて、友だちの結婚式をお祝いしてきました。
おめでとう感慨ぶかいなあ。じーん
二人ともすごくお似合いで、人に楽しんでもらおう!っていう
工夫に溢れてるかんじで幸せな気もちになりました。
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あと上海にいってきた!
二つの全く別のものが混ざりあっているかんじがすごくおもしろくて、
すごくクラシックな石造りのきれいな建物にごちゃごちゃと洗濯物が広げてあったり、
長江をはさんだ古い街と新しいビルの森、
西洋風で中国風なたてもの、
廃墟のうしろに最新式のビルが聳え立ってたり。
でそれらの絶妙なバランスのたてものにくっついてるやたら大きいネオンサイン。
曇り空に連凧があがってて、人が多くて、それらと私のちぐはぐなかんじ。
が、全部混ざり合って魔都の雰囲気。
私の想像の上海は王安憶が書いていた世界の雰囲気のままで、
実際の豫園はすごくたのしかったけれど、見たら満足してしまって
来たあとだったら「上海ノスタルヂィ」は描けなかったのかも知れないなと思いました。
ふつうに現実にとけこんでるとこなんだなあとびっくりした。
(スターバックスとかマクドナルドが建物の中に入ってたりとか笑)
本の中の世界はやっぱり実在のところでも私にとっては大概とてもあいまいで
ファンタージェンと繋がっていて、決してたどり着けないところになっているんだなと思った。
川沿いを歩いていると時をつげる鐘が聞こえてきたりして、そういうのがすごく残る。
景色とかはきっとすぐ忘れていってしまって、でもおぼろげな記憶くらいの方がいいのかもな。
あと窓とかがかわいかった!
そしてとても人にお世話になりましたありがとう。
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ところで東京のネオンサインばっかりの写真集ってあるのかなあ。
今すごくほしい。