月別アーカイブ: 2010年11月

もういくつ寝ると

展示がはじまるよ~
今せっせと制作しているところ、うーん間に合うかなあ

最初にコンセプト決めてたはずなのですが、とちゅうでイメージがはっきりしてきたり
思いついたことやっちゃいたかったり、ものすごく作りたいものが出来たりして
そうなるかなあとは思ってたけど案の定よこみちにそれました。
注文の多い料理店に色んなお話の人たちが訪ねてきて、そのあしあとをちょこちょこ残し…ては、いるのかな、

でもせっかく25日までだから、アドベント展示を目玉にしてみようかと思って!
1日から25日まで25こ、作品つくる予定です。
(予定だわね、もしかすると後ろのほうは何日か遅れてできてくるかもしれません)
1日はAのつく本の作品。
2日はBのつく本の作品。
3日はCで4日はDってふうに、それで25こ。24日がちょうどXになるのよーX’masだねえ
作品あけると中に、ほんとにちょっとしたオマケ(プラ板ね)を入れてあるので、
その日付の最初にあけた人がそれもってっちゃってくださいな。
本は、Aといえばこれでしょうって勝手に選びました。(正確にいうと、選んでるところ)
しかしまだ半分きてないよ、がんばろっと

今回はそんなこんなであんまり描きこまず、コラージュとか布の作品が多いです。




みんなの気にいるかどうかはちょっと分からないけど、楽しんでもらえたらいいなあ
私自分で作ってるときももちろんとても楽しいのですが、見た人がよろこんでくれるのがほんとにうれしいししあわせだなーって思うのよ
(でもよろこんでもらうために作るんではなくってね)
小さいときのお絵かきの延長でずっと作品つくってきてるから、よけいそう思うのかも知れません。
なんか思ってることは単純明快なことなのに、全然うまいこと伝えられないな
なのでとにかく一生けんめい、形にしたいなと思います。

この、ゆきのどうぶつたちが我ながらすごいかわいくてお気に入りです


これは早くみせたいな!

– – – – –

うーんしかし本をよむ時間がちょっと足りなくなってこまった!
私やっぱり本が好きで、気づくと本の絵をかいている。
さし絵って意味じゃなくて、絵が出てくるつぼ的なものが、小さいときから大好きな本たちでできているみたいです。
なんかすべての本(ジャンルとか全然関係なく全部の本)の世界がつながっている廊下というか図書館みたいなとこがきっとあって、私の意識はきっとそこにあるんだなー
ああつまりそこがファンタージエンなんだなあ!
とこないだ突然納得しました。ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」の。
すべてのお話を記録してるおじいさんのとことかみたいな。ね。

さて作業にもどろっと
なんかコラージュって誰がやってもけっこうおんなじかと思いきや、
何からどんなものを選んでくみあわせるか、ほんとに色んな選択肢があっておもしろい。
あんまり意識してなかったけど、絵って人なんだねえ
どういうこと考えてどういうものが好きで、どんな毎日すごしてるのか、出てくるものなのね

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そういえば来年はどくろの手帳!
またかわいいクルテクにする予定で2ヶ月くらい決めてたのに、ほんとに衝動的にかっちゃった

私買い物でも制作でも、いきなり気がかわることがあって時々自分でエー、となります。
でもそのときしたいこととかが自分で分かるというのはいいことかも知れないな

下のほうにドイツ語で
Eines ist heute morgen im Wert von zwei. て書いてあって、
One today is worth two tomorrows.ってベンジャミンフランクリンの言葉だそうな。
今日一日は明日という日二日分の価値がある、てかんじ。ああほんとだね。

halloween

10月さいごの日、ハロウィーンパーティにいきました。
7月まで展示でお世話になってたラ・ムッジーナカフェのDJパーティ。
私は妹とふたりで天使と悪魔をやりました、大山美鈴史上ナンバー1の仮装っぷりだったのでのせとく!
しましまだから悪魔くんみたいだわ

しっぽまで作ってしまった。イッヒッヒ。そしてあんなに重いつけまつげ、はじめてつけた〜

しかし肝心のパーティの、のっけられる写真がない…!ざんねん。
なんかすごい百鬼夜行なかんじでご想像ください(ほんとはすごくうきうきで楽しかったよ)

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さて、展覧会まで一ヶ月をきりました。どうしよう大丈夫かしら
期間中は、展示の作品に加えて、会場・ヒナタ屋のおっきな窓にまただんだんと絵をかいてゆく予定です。
今回はオープン前の時間を使って少しずつ進めてゆきます。
あと絵も入札形式なので、展示後半に来たほうがいろいろ進んでは、いるかも知れません。

「注文の多い料理店」に、表題作でないほかの短編の登場人物が訪ねてきてたりして、
かしわばやしの夜のあいつとか、雪童とか、狼森の狼とか。料理店でうろうろゆらゆらするかんじ。

それでね、展覧会のことを考えたとき、たべものと絵は似ているなとよく思っていて、
「わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、
おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません。」
ていう序文が、そのまんま私のおもうことだなー、と思います。
私のかく絵はまったくゼロから出てるものじゃなくて、なにかあるもの(お話とかね)を
もらってきて、ちょっと変えた形でぶら下げているのだけれど、
わけのわからないとこは本当に私にもわけがわからなくて、
でもお料理して出してみたことでそれが見えるようになって、よくわかんないけど食べられるようになって、
おなかいっぱいでしあわせになって帰ってくれたらうれしいなあ。

ごはんもそうだけれど、食べたものそのものだけじゃなくて、
そのとき考えたこととか、空気とか、話したこと、作った人、一緒にいた人、
一連の動作についてまわる印象とか、そういうのが全部あわさってすきとおったたべものになって
忘れちゃうかもしれないけれど記憶のどっかに積もっていって、絵もきっとそういうものかなと思うのね
というか日常すべてがそういうものなのかな。

そんなこんなで何を言いたかったのかは忘れましたが、とにかくたのしい所になればいいな!
しかし時間がすぎるのが早い〜ウヒョー
あんまり凝った作品は今回見られないかも知れませんが、
なんとなくだらだらーと、眺めに来ていただけたらうれしいです。
晴れた日にぽかぽかのカフェでおしゃべりしたりね、そういうのの隣にたまたま私の絵があるのってうれしいなあと思うよ


大山美鈴
『注文の多い絵かきさん、注文の多い料理展』

2010年12月1日(水)~12月25日(土)

at Cafe HINATA-YA

私は毎朝窓に絵をかきに会場にいくので、おいでの方はどうぞご遠慮なくお呼び下さい☆
なるべく、ご都合にあわせて伺います。

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明日っから、家族がみんな旅行にいってしまうのでしばらくひとり暮らしです。
ウヒヒ楽しみだー!