月別アーカイブ: 2014年5月

アパートメント19

オンラインwebマガジン「アパートメント」vol.19のカバーワークを担当しました。
表紙と裏表紙。かきおろし!

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http://hiranorin.com/apartment/?p=1225
ここからダウンロードどうぞ〜
裏表紙が下がきの状態+宝石氷がちってるというかんじです。
宝石氷というか、琥珀糖かなー私琥珀糖すきだな金沢のやつ。

お友だちの大石蘭ちゃんへのインタビューがメイン記事だったので、彼女のイメージでかきました。
かくときに好きなものとか聞いたら、バーレスクやシカゴ、椎名林檎さんという答えがかえってきて、
本(「妄想娘、東大をめざす」)を読んだ時も思ったのだけれど
彼女は妄想といっても非現実を思うのではなくて、確実な自分のまわりの世界を夢の世界に変えてゆく強い意志があるなと思って。
私は絵をかくときに
モノクロ:動く瞬間の静止、
カラー:動き続けていて循環停滞する閉鎖の世界
青:あいまい
という意識でかいてるので、
まんなかに白黒の強い意志があって、まわりにパステルカラーの東京バーレスクが広がっているっていうかんじなんだと思っている。
.fataleで蘭ちゃんがアパートメントと絵のことを紹介してくだすってるので、こちらもご覧くださいな。

私は故郷が東京で、電線とか信号機とかネオンのごちゃごちゃとかがすごく好きなのだけど
それをパステルカラーで描いてみたのははじめてのことで、けっこう気に入った絵になりました。
なんかすごくぎっちりつまっていて、長いことかけて積み重なってきたように見えるけど
ほんとは全然書き割りみたいに、しかもガラスで出来たやつみたいにちょっとしたことでぱりんと割れそうな
緊張感のあるバランスがトーキョーのけしきにはある気がして、
これかいたときには3月にも関わらずとても寒い日が続いていてその空気の中ではりのバランスがとても顕著で、
そういうかんじをパステルでかけたのはなんだか良かったな。しっくりきたというより納得できた。ああそういうことかとストンと。
あったかくなってきたらまたその納得がよくわかんなくなってきたけど。

私は常にバランスをとっていて、しかもいつも同じ足場じゃなくて刻一刻とすべてが変わっている。
積み重ねてくことでどうにか安定しようとしているような。
さてもういくつかブログを。