月別アーカイブ: 2007年10月

ぐるぐると考えたこと

私は絵に関してアカデミックな教育をうけていないし、
本当に毎日このまま描いていていいのかなと迷い迷いその中で描いているので、
好きだと言ってくださる方の存在が本当に力になります。
あんまり反応できないのですがメッセージくださったり、とてもとても嬉しいです。
見てくださってるみなさまどうもありがとう。
– – – – –
発想力、について。
なんでも発明や発見されてしまっている現在、「自分だけしか思いつかないこと!」っていうものを
見つけるのは本当に難しいと思います。見つけられる自信ないです。
シュールリアリストの作る世界では、「組み合わせ」によって現実が現実から離れるんだそうな。
(たしかそんなような)
ミシンと、布じゃなくてこうもりとか。
専門の先生も同じこといってたな。やっと意味がわかってきた。
私も全く何もないところから作っているのでは全然なくて、
小さいときから読んできた本とか、アニメーションとか、音楽とか、景色とか
色んなところで受けた印象をちょっとずつつぎはいで、やっとのこと世界らしきものを形作っている感じ。
ちょっと間違えたらパクリになってしまうバランスだけれど、
まだまだ年月とともに色んなものが組み合わさってもっと自分の形になっていくんだと思います。
全くゼロからの「発想」というのはできないけれど、組み合わせの選択を増やすことによって、
いくらでもなんでも作れると思います。DNAみたい。
私はあんまりベタな言葉は嘘ぽくて好きじゃないのですが、
信じればできるとか、やればできるとか実は本当だと思ってます。
でもやっぱその言葉は嫌い。
インスピレーションに関して”欠けている”ということは絶対になくて、
まだ思い描くところに至るための組み合わせが見つからない、というかんじ。
私も本当に探り探り、
でもどんな組み合わせをしても絶対に届かない人がいて、
それは本当にうらやましくて焦がれに焦がれているのだけれど、
違う人で違う世界にすんでいるから重なることができないのでよけい焦がれる。
手が届かない。
そういう憧れの人がけっこういて、ちょっともどかしいです。
まとまらなくて読みづらくてすみません。
– – – – –
今日ずっと長いこと見つからなくてできなかったトワイライト・シンドローム(ゲーム)をやってました。
怖かった…
でも私は「裏側の街」ってシナリオがとても好きだったということだけ覚えていてやりたくて、
雰囲気だけでくわしい内容はうろ覚えだったのですが、終わったあとに
あたしの根っこ的なものがこんなところにもあったのね、と思いました。
それとも、自分で作ってきたイメージに近いというだけなのかなあ。
ずっと夕焼けのあとの夕闇の青い時間が好きなのですが、
それもこれの影響だっけ。どっちが先なんだろ。
存在ってあいまいなんだなあ。
夕焼けで全部あいまいになるかんじ(たそがれってやつ)
とかもどっかで覚えてきた感覚なのかな。
とか、色々考えました。

ちくちくと

秋がきてうすむらさき色のチェックのマフラーが欲しくなって、
うろうろしてみたものの見つからなかったので作ることにしました。
白黒の服が多いから小物はきれいな色にしようとか思って。さ。
布みにいって、午後ちくちく針仕事して(集中のあまり電脳コイルを見忘れる)
なぜかできたもの↓↓

うーん…
ヨソウガイデス。
し、しぶいしラグジュアリー!
(だけど下手)
私はミシンが使えない上結構にぶきっちょなので、端とかがものすごい。
何かつくるとき、たいてい最初に想像してるものがあるのに、
行き当たりばったりな手順を踏むので妙なことになります。
もっとふうわりしたかわいらしいクラシックな物が出来る予定だったのになあ。
どこで間違えた。
でも渋豪華なかんじも気にいったので、これ巻いてる人がいたら私です。
けど秋に巻きたかったのにこれ真冬にならないとたぶん使えないな。
実物はもうちょっと紫色です。
むらさきって素晴らしい色だなあとよく思います。
LIMIfeuの手袋ついてるマフラーかわいかったな。