10月28日発売のHanako12月号〈同じ釜の本を食らう〉のコーナーで、
長崎訓子さん『Catnappers 猫文学漫画集』の書評を書きました。
『猫と偶然』(作品社)作者で精神科医の春日武彦さんとのクロスレビューです。
『Catnappers』は古今東西の、ねこの登場する小説を漫画化した、かたいのに柔らかい雰囲気の本で、
白やぶちやしましま、たくさんのねこが本の中を、ねこの動きで、所狭しと動きまわります。
別役実さんの「なにもないねこ」が、なにもないのにねこの存在感が漂ってきてとても好きだった。
Hanakoのこの号も、特別企画でも本がたくさん紹介されてて楽しいのでぜひご覧ください。
Catnappers猫文学漫画集(ナナロク社)
Hanako No. 1178 試し読みと目次