デザインとアート展(笑)無事終了しました

26日、グループ展「デザインとアート展(笑)」無事終了いたしました。
今回、私は物販で参加だったので絵はださなくて、絵本と、トートバッグと、ぬいグッズをいくつか。
(予想以上にスペース広くってこんなふうになったヒヒ)

トートバッグは、2月の「rabbit hole library」物販で出してたものなのだけど、刺繍をして

裏っかえすとおめんになる!(モデルはかわいいかわいいマコプリちゃんです)

ぬいめとかぐしゃぐしゃだし使いやすいかどうかは分からないけど
アーティストの作った何かっていうならギリ売っても良いのかなっていうかんじ、
「デザインとアート展(笑)」の物販、てことからちょうどいいのかなと自分なりに考えてみたりしました。

—–

私は一年だけグラフィックデザインの専門学校にいってて、デザインとは「思いやり」って何度かきいたのをよく覚えている。
劇場で、いすとか用意したりセットくんだりイベント全部を企画してお客さんにハイヨーってするのがデザインで、
舞台にたって舞台の上から大声で大多数に呼びかけてるのがアートっていうのが前のイメージだったけれど
なんだかここんとこ、見に行ってるお客さんが手をあげて質問して、それに色んなひとが共感して、
そういうのもアートだし全部ひっくるめてデザインなのかしら、みたいなことを考えてて、
デザインとアート展(笑)(つまり略してデザート展)もそういうかんじしたなー

ハイファッション(デザイン)とファストファッション(生活必需品)がなんだかどんどん離れていく一方で、
デザインとアートはお互い範囲を広げててあいまいになってて、うーんなんだろうって思ってたら
搬入のときに、主催の川本史織さんが
「かわいいから欲しいっていうのはもうアートだから」って言い放ってて
ああなんかいいなってちょっと感動した!

しおりさんはメタポメ(夢眠ねむちゃんとのユニット)で参加で、私もラミカ一枚かったよ。かわいいの

それぞれの展示は、たぶんそれぞれのとこでいい写真見れるはず!
愛☆まどんな
河地貢士
川本史織メタポメ
山田はるか

マコ・プリンシパル
UAMOU

—–

レセプションパーティでは、渋谷ってことで出展者がギャルに変身してのトークショーをしました。
奇跡の一枚どーん!

これ私!大山美鈴さん!ほぼトリックアートです。

出展者の山田はるかちゃんのメイクパフォーマンスとしてね。
(はるかちゃんは、歌謡曲をアレンジして歌うビジュアル系バンドをプロデュース…とみせかけて、
実は全部自分でやってるっていう作品で参加だったの、これがおもしろいのよ歌うまいし)

左から山田はるか改めだーまや(B系ギャル)、河地貢士改めやおきん(みゆき婦人に扮している)、
川本史織改めかめちむ(浴衣ギャル)、愛☆まどんな改めあいま(女子高生) この写真すき〜


あいまちゃんとマコプリ(グルーミー)

美鈴さんの実際の高校時代はギャルでもなく、おたくでも目立つ存在でもなく
主人公がグラウンドを眺めてる間に学級会をすすめてるモブキャラみたいな、ほんとにふつうの人で
それは絵でも全部のことがずっと今でもそうだなー
放課後も部活ない日は直帰してノート読み直したり本よんだりゲームするのが好きだったので
パーティのときみたいなわいわいしたギャルサーのかんじ、ほんとおもしろかった!

今回のデザート展のメンバーみんなすごいいい人というか私は大好きで
すぐ仲良くなって、探り合いとかもなく夏合宿みたいだったのよ
会えてよかったなって何度もおもいました。
搬出のときみんなでちょっとキュンとしたりしてね、夏の思い出。
しおりさんに感謝〜

あと、最後になっちゃったけれど見に来てくださった方々もほんとにどうもありがとう!
絵なんてわりと一過性のもので、うわーすきって思っても
忘れちゃって、ああいたなそういえば、なんで好きだったのかなってなったりして
だからいつもいつも不安だし、ましてや今回絵だしてないのに
(もちろんほかの作家さんたちはとてもとても豪華でおもしろい展示だったけど!)
また来ましたーって見に来てくださる人がいて、私は電車のなかでちょっと涙ぐんだりしたよ。
ほんとにいつもどうもありがとうです。またちゃんとお礼言えてないなーってかんじがあるよみんな大好きです。
またあおうね。


レセプションには来られなかったけれど、UAMOUちゃん(右ははるかちゃん)

うぇい!

デザインとアート展(笑)

渋谷のギャラリーコンシールで行われる、デザインとアート展(笑)に物販で参加します。

ぎりぎりの告知になっちゃったのですが20日〜26日まで、20日は搬入でうろうろしているよ〜

私は絵本と、ぬいやなんかを出す予定です。


「デザインとアート展(笑)」
ーデザインのように舞い、アートのように刺すー
気分は『アート≧デザイン』

アート作品の制作、発表等の活動をベースに、
デザイン等の商業仕事にも関わるアーティストによる、
写真、ドローイング、インスタレーション等の作品の展示及びグッズ販売。
参加アーティストに関わりの深いアーティスト等の物販コーナーの設置。

(笑)の秘密
オーディエンスみんなが笑って過ごせる時間になるようにとの思いを込めて・・・

□会期
2012年8月20日 – 2012年8月26日
11:00-23:00
※初日は17:00まで公開搬入。
搬入完了後オープニングパーティ予定
※25日は18:00よりレセプション・ギャル座談会等
※最終日は19:00まで

□アーティスト
愛☆まどんな
河地貢士
川本史織メタポメ
山田はるか

□物販コーナー
大山美鈴
マコ・プリンシパル
IMPOSSBLE PROJECT
UAMOU

□場所
ギャラリーコンシール
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-11-3 4F
TEL/FAX:03.3463.0720
MAIL:conceal@renovationplanning.co.jp
OPEN:11:00 – 23:00

おもしろい方だらけなので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいな。

川本史織さんは「情景ならびに喉、指先」(葵&涼平)のときにあのかわいい影絵の写真を撮っていただいたカメラマンさん!うふふのふ

—–

CollaborATelier 大山美鈴のコラボ・アトリエ(Studio Voiceにて連載中)

CollaborATelier / STUDIO VOICE連載のおしらせ

2012年8月8日から、STUDIO VOICEでのweb連載がはじまりましたー!


大山美鈴の「コラボ・アトリエ」#1「写真」

CollaborATelier、略してCATです。ねこ!
第一回は、写真家の四方あゆみさんとの共作です。
四方さんはすごーくかわいくてきらきらした、でもかわいいだけじゃなくて
ちょっといたずらっぽさとか影とかピリっとした強さ、ちょっとした相反するところのある作品がとても好きで
あこがれの人だったのだけど、お仕事現場を間近で見ることができてそれはもう感動した…!じーん
四方さんも話すほどに作品みたいな方でした。ほんとに作品は人だなあ
このごろ、作品みてすきだなあと思ってご本人にあうとこの人すきだなあと思うことがよくある。

—–

写真と絵、どっちかがメインになるのじゃなくて共作、というところが意外と難しくて私にとってはとても勉強になりました。
CDジャケットやポスターのお仕事のときは自分でデザインまでやることが多くて、だからすきまも自分でどう活かしていくか考えて
もちろん共同作業ではあるのだけれど自分の中で配置とかイメージが固まってるかんじ。
でも今回は本当に、半分ずつ作ってゆくというかんじがあって、打ち合わせのときから四方さんに
「写真としてみたときにいいかんじ」をたくさん教えていただいて
かつ、一緒に作るのだからいつもとは少し違ったところを出していこうという話から制作に入りました。
いつも一人でぎゅっと詰めて完成させてしまうところを、少し間をとって、そして少しおとなっぽく!
なんか、人物を描かずに私の絵になるのかなあというのが不安で不安で、でも四方さんが逆に私らしいところをたくさん挙げてくれたりして
だから発見もたくさんあったし挑戦もできたと思うのよ

絵の中に入ってくれたのはミュージシャンのbomiちゃんです。
きれいにファッションぽくまとまりすぎず、雰囲気によくあって、「この子しかいない!」と四方さんに写真を見せていただいたとき、
ああなんか色のパワーを持ってる子だなあと思ったので3枚の絵のテーマがぽいっと決まりました。
モノクロの街が、bomiちゃんの歩いたところからどんどんカラーになってくかんじ!
スタイリストのyu-yaさんとヘアメイクのISINOさんも、私のへたっぴな説明をつるっと汲み取って魔法みたいに海にしちゃって、
どんどん色んなイメージがふくらんでいって作品ができあがりました。
豪華メンバー!
四方さんが人のほかにランプや星をぽわっと足していったのだけれど、その足し方が特に私とは全然違って
空間にふわっと浮かぶ存在感がああ共作ってすごいわって思ったのでした。

あと絵をかくときに、せっかく「絵」をかくから二次元でしかできないようなひらべったさとか錯覚を出したいなといつも思っているのだけれど
bomiちゃんが話のなかで「二次元ぽいってよく言われるんですよ〜」と言ってて、なんか一方的にあついシンパシーをかんじました。
ああ幸せものだなあ

そんなこんなで素敵な作品に仕上がったので、ぜひ見てみてくださいな!
http://studiovoice.jp/

—–

あとスタジオボイスのトップにバナーが出てるのですが、それもほんとにすてきなので見てね
デザイナーさんてすごいや…
私は過剰にのせてのせてバランスをとろうとしてしまうので(絵も、言葉も、デザインも、料理も、なにもかも!)
削ごうとするとなんにもなくなったりして
だからちょうどよくいくつかをスッキリ天秤にのせてバランスを取れる人を本当に尊敬してしまう。
そういうデザインする人は、少ない言葉でちゃんと気も使いつつ的確な表現もできる気がして、なんかちょっといいなあと思うのよ

次回は9月の予定です。おたのしみにー!フフ

みみずく辞典:はさみのカギ

【はさみのカギ】
門前仲町の、ビーエルエスという合鍵やさんで作ってもらった、うちのカギです。
長めのくさりをつけてネックレスにしたので、忘れ物だらけの私がやっとカギは忘れなくなった。
はさみ型にできるものはだいぶ形とか限られてるみたいなので(あと型がないときもある)
できなかったら近くにおいしいかき氷があるよ〜

みみずく辞典:サインのネックレス、ぎんちゃん

【サインのネックレス】
369のオーダーネックレス
自分の名前でオーダーできるのを、ミスズのサインで作っていただいたもの

【ぎんちゃん】
うちにいる9月生まれのねこ。黒か水玉の蝶ネクタイ。
かわいくてかわいくて大好きで、たいていの絵のなかにこっそり登場しています
(※ひとりで制作でないお仕事のときは、いないことが多い)
絵かいているときにひざに登ってきて絵をみてたり、
私がいなくなったと思うとお気に入りのぬいぐるみをくわえて家を探しまわる(呼びかけるとぬいを落として駆け寄ってくる)
ああかわいい。

みみずく辞典:みみずく、みみずく辞典

【みみずく】
絵をすきって言ってくださる方をまとめてみみずくさんと呼んでます。
眠れない夜に迷い込むようなところをかいてるなと自分で思っていて、
集まる子たちも、やっぱり現実時間でも夜更かしさんが多いので、みみずく。
(ふくろうでも良いのだけれどみみがかわいいからね)

【みみずく辞典】
ちょこちょこご質問いただくこととか、分かりづらいことばや解説を
「みみずく辞典」のカテゴリーにまとめることにしました。ときどき、あるいはたまに、増えるよてい


2つ目は、絵のことをまとめてどさどさと。
大山美鈴個展「rabbit hole library」のようす、exhibitionにやっとこさアップしました。
ちょこっとですがご覧くださいまし〜
でもやっぱり原画みせたいなあ、また個展できるようにがんばる!


JR大阪三越伊勢丹の、あちゃちゅむ・ムチャチャ限定shopでディスプレイを制作させていただきました。(もう終了)
これに77thの指輪とか飾っていただいたのです。うれしい〜!うふふ





これはまだ途中なので、これからのおたのしみ!

もうちょっとしたら、もう1つうれしいお知らせができそうです。フフフのフ

—–

私にとって「ひらめき」は上からふってきたり中からドゥワっと湧き出るものじゃなくて、
ほんとに電気がはしるみたいなニューロンのひらめきだなあとよく思います。
なんか、ちょっとしたきっかけでバラバラのものがピシャーン!とつながって、
そのときに駆け抜ける電気のきらめきでぞわっとする。
つながるもの同士やきっかけは、ずっとどうにかしたくて転がすように考え続けてるものだったり、すっかり忘れてたものだったり、全然よめないのだけれど
でも毎日いろんなものをポイポイと適当に引き出しに入れておくとそれがある日電気にかわっちゃうのだからふしぎ。
私の部屋とかほんとの引き出しもそんな具合で、ごっちゃごちゃのようだけれど頭の中ににてるなあ
で、その頭の中とつくえのかんじはそのまんま絵になっていると思う。

いちじがばんじ!

それは一コマを切り取ったときの話だけれど、過程もにてるのに最近やっと気づいたとこです。
何かしている、途中で目に入ったものに気をとられてそっちに夢中になってどんどんそれる。
話してることも、考えるときもたいていすぐ気をとられて上の空になる(だから文章もそんなで、いつかペンネームを使うことがあったら「上の空そぞろ」ってつけようと思っている)
絵もどんどんそれて、良く言えば発展していって、その過程がアニメーションとかシュプールみたいに点々とのこってったのが私の絵なんじゃないかなあ
けどどんなにうろうろしてもいる場所は「眠れない子が逃げ込むところ」で、
だから多層には渡らないというか、レンチキュラーシーとの表と裏みたいにジグザグにはずれない気がするけどそうだといいな
しかし忘れ物が多いのはいい加減どうにかしたいなと思っている。毎年思ってるのよ〜!
みそじだし!(ちゃんと最初に話題を戻す気づかい)

みすずがみそじ

ブログ長いことかいてなかった!

言いたいことや考えたことはいろいろあるのだけれど、twitterやら写真やら日常でちょこちょこと置いてたら忘れちゃった

リスが、冬ごもりのためにえさを埋めてそのまんま忘れちゃって、まあいっかーって。

でも春になったら意外なとこに見つけてわおうれしいってなるのでそれが今!

いちばんのニュースは、9日に30歳になりました。

わーいうれしい!念願の30!

今年は2月に個展があって、グループ展もあって、ライブペインティングにも参加して、

これからの予定ももりだくさんなのでもうこれ2歳分くらいでもいいかな、と思うけどとりあえず30だよ〜うれしや

メッセージやリプライ下さったかたがた、ほんとうにありがとう〜

誕生日にはとくに、みみずくさんたちのことをたくさん思い出したりしてひとりうれしくにやにやしました。

絵好きって言ってくれる人たちのおかげで絵かけて、ありがとうって伝えたいことが絵になって、

私はほんとうにみなさまに絵を通して片思いしてるかんじです。

これ読んで「ふうん」って読み飛ばしてるひとも、お会いしたりとかメッセージいただいたりとかそんなみみずくさんのことを、きっとびっくりするくらい覚えててよく思い出しているのよ…フフ…

またあの人にあいたいなあと、よく考えている。

相手が私と私の絵のこと忘れちゃっても、私の日常には絵があるので絵をかくたびに思い出します。

(ちょっと気持ち悪いようだけどね)

そんなこんなで毎日がすぎて、大山美鈴30周年かあうれしいな

—–

毎日のこといろいろ

水族館にいったり

アンパンマンべんとうをつくったり(初めてのキャラ弁!)

棺桶に入ったり(丸岡和吾さん個展)

おかっぱ大先輩と写真とってもらったり!(これはbuggyさんの個展ね)

鎌倉でねこさん門番に会って

そしてちょっと警戒される

—–

あとはトーベ・ヤンソン挿画のアリスを最近買ったのだけれど、絵が似ていてびっくりしました。

帽子屋の帽子が3こ重ねになってるとことか

ほら!にてる。

文章から思うけしきが似た人だったのかなあふしぎ。

絵かく前に見てたらどんな絵かいたのかなあ

choices for gifts 3

exhibitionのところとかにもお知らせしたのですが、
gallery speak forで行われるグループ展「choices for gifts 3」に参加しています。

2012年3月16日(金)- 28日(水)11:00-19:00 毎週木曜休

出品予定アーティスト(順不同) : アイハラチグサ(絵画)/網中いづる(絵画)/飯田かずな(写真)/宇野佳奈子(コラージュ)/大山美鈴(絵画・オブジェ)/菅野麻衣子(絵画)/塚本衣絵(絵画)/角田明子(写真)/深谷桃子(ヘッドドレス)/吉田ナミ(絵画)

今年のベストチョイスと、あと新進気鋭の作家さんたちを集めた展示ということで、
たくさん色んな方々が色んな絵を出していて、すごーくたのしいよ
搬入のときにちらりっと見てきたのですが、あれとこれと、ほしい…ヒヒ
私は新しい絵の作品は出してないのですが、キャンバスパネルに絵を印刷したミニチュア版の絵と、
それから「パイをとったのはだれ?」(半立体の作品、とても自分で気に入ってるやつ)
あと木馬さんと、ちょろっと新しくぬいぐるみを加えてつくったモビールを展示してます。


私がギャラリーにいくのは18日(日)の12:00-16:00と、最終日28日(水)15:00-18:00です。
ほかの方の在廊日一覧はこちら
私の絵は私の窓とかドアみたいなかんじで、透かして私の中身がつるつるっと出ているものかなと思うのだけど
その玄関にせっかく訪ねてきてくれる方がいるんならオカエリー!って迎えにでたいなーと思うので
もし来られるかたは18日と28日にぜひどうぞ☆
ほんと作品はその人自身だよねえ、好きな作品みるとどんな人かなって想像するのとてもたのしいし、けっこう当たっている。

– – – – –

あともういっこ!
PAINTAALっていう企画に参加してライブペインティングをします。
23日(金) 18:00- 渋谷パルコPart-1 スペイン坂広場


30人くらいうわーっと集まって、描いたり塗りつぶしたり消したり、完成させるんじゃなくて絵をかくっていう時間。
なにしよっかなーまだ何も考えてないのだけれど、ライブペインティングっていう生放送だと
いつもと制作方法が全然かわってくると思うので、ブログとかtwitterとか、一回文字に変換した状態じゃなくて
電話でだらだら話してるみたいなかんじになるのかなあ。
いつもの制作とはまた違った綱渡りになりそうでそれもまたおもしろいので
(というか他のかたがこれまたすごく豪華なのできっと絶対おもしろいはず!)お買い物がてらふらっと見に来てくださいな。

– – – – –
うひーなんだか告知ばっかりのブログになってしまった!
いっぱい書きたいこととかあったはずなのだけどなー
今、たくさんウヒヒな企画がすすんでいるところなので、それも早くお知らせしたいです。
とにかく毎日おもうのは、まわりの人がほんとにとてもとても優しくて、ありがたくて毎日うれしい!
大事なのは「うんとえん」って妹から教わって、ほんとにそうだなといっつも思うのですが
うんとえんがやってきたときに自分の準備ができてるってことがいちばん大事だなって最近はとても思う。
がりがり制作に打ち込むっていう準備じゃなくて、毎日いろんなこと考えて、見て、描いて、
ごはん食べたりありがとうを言ったり大好きなものを再確認したり文章をかいたり眠ったり夢をみたり、
で、そのときに「今ごはんをたべてるなー」って思うとかそういう全部の準備というかんじ。
今日もさんぽに出て迷子になってきたよ。スッキリサッパリ

大山美鈴「Rabbit Hole Library」終了しました

2012年2月15日、大山美鈴「Rabbit Hole Library」無事最終日をむかえました。
今回もほんとに信じられないくらいたくさんの方が見に来てくださって、
私は週末と最初と最後くらいしか行けなかったのだけど2週間あっという間でした。
あっさえも言えないくらいすぐに終わっちゃった。
写真とか、まだ言いたい事もちゃんとまとまらないけどとにかくみなさま本当にどうもありがとう!
ギャラリーの方に新記録ですって言われたのよびっくり!

– – – – –
インタビューでもお話したのだけれど、
「rabbit hole library」って題名は今回の展覧会のことでもあって私の毎日のことでもあって、
今日こころゆくまで眠って起きたつもりだけどまだ夢のなかにいるみたい。

前にも書いたと思うのだけれど私の制作はまずお話と設定を全部文章で書くところからはじまります。
自分で作り出したお話だったり、夢だったり、既存のお話の再解釈だったり。
そこから小さなラフをちょろっと描いて、それからシャープペンシルで細かい下がきをしながらお話をもっと展開させていって、
それはなんだかちょっと設計図みたいなかんじ。お話を絵におきかえる記号化というか。
色塗りは実は創造的というよりはパズルのように組み合わせの作業で、自分の中の細かいルールに従って配置して、
重ならないように別の頭をつかう時間なのね
(ここらへんから、色:ぐるぐる回り続けて一見発展しているようで実は停滞している、繰り返す、お話の時間
/ 白黒:一瞬止まっているようにいるように見えて実は発展の瞬間、現実
っていう区別がなんとなく生まれてきたのかもしれないなと思う)
だから絵一枚が一冊の本みたいなかんじ。時間と空間を一枚の中に閉じ込めてきました。

アリスのお話はウサギ穴に入るところから始まるのだけれど、実はそのあとの展開もすべてまだウサギ穴の中でアリスが見た世界なんじゃないかな、と思っていて
今回の展覧会はそんなふうに私がウサギ穴を落ちてゆきながら描いてきた絵たちを少しずつ開いて、並べた、図書館みたいな場所でした。
ウサギ穴ってなんだろなー私が絵をかき始めたとこで飛び込んだのかもしれないし、
生まれて夢をみはじめたときからそこにいたのかも知れないけど、今回の展覧会がおわってもまだ私はウサギ穴の中で
色んな人にあって、いろんなお話を読んで、色んな絵をかいていくんだなーと思います。
そういう図書館。

そしてそんなrabbit holeの中では基本的にはひとりで色んなことを考えてひとりで落ちてゆくように思いがちなのだけれど、
個展をしたことでほんとにたくさんの方々が見に来てくださって、
あーまた私はひとりで不安になってたけどこんなにたくさんの方に支えられてるんだって何度も泣きそうになりました。
ありがとうじゃ全然足りないんだけど他に言いようがないよー本当にどうもありがとう。
私がうろうろと迷子になりながらどうにかこうにか形にしてきた絵たちを見てくださるみなさまのおかげで
こうして絵を展示できて、またかきたい絵がいっぱいできて、私絵かいてきてほんとによかったです。

だんだん、前に伝えてしまったことが言えなくなって、しっくりこなくなって、
嘘っぽくなっちゃうから言葉少なになってしまうな
ひとりずつに大事なお礼を言いたいのに、色をぬるときに似てて使える言葉がなくなってきてしまってもどかしい。ウヤウヤ
足りないぶんはやっぱりまた絵をかこうと思います。
そんなふうにして毎日つづいていくんだなーとてもしあわせ!

絵の解説とか、また改めて書こうと思いますが、とにかくみんな大好きです。
どうもありがとうございました!