日記をまた書くことにしてみました。
メール下さった方々どうもありがとうございます、
飛び石更新ですがよろしくお願いします☆
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夏もおわりなので夏のまとめ
○屋根裏のポムネンカ
イジーバルタのパペットアニメ!
人形がぼろっちくてポカーンとしててなんとも好きです。
本当にこんなことがおきてるんじゃないだろうかってぎりぎりの生活感
クッションの雲とか駅とかやたらかわいい、あとねこさんが素敵。
○早朝さんぽ
今年は朝4時とかに目がさめることが多くて、そのまんましばしば夜明け前にさんぽに行く。
こないだポッケに入れた二千円をおっことしました。
戻ったけど見つからなくて、しょんぼりブランコこいでたら、私のアイポくん(空気の読めるipod)がランダムに選んでくれた曲が流れてきました。
♪ウォー 毎日 ふぶき ふぶき 氷のせかイ〜〜(井上陽水)
ハーモニカが心にしみました
○サマーウォーズ
現実のつながりと仮想、デジタルとアナログ、小さい場所とすごく大きな場所、現代と古風なのが組み合わさってて、「これが今の日本だぜ!」てかんじでした。
色がさわやかにきれいで人物ものびのび動いてて、CGがうまいこと違和感あって、おもしろかったです。名前とか!
私は侘助さんと佐久間くんがすきです
あと、
予告が始まってしばらくしたら
どやどやっとおんなじようなスーツの人たち(15人くらい!)が入ってきて列になって座ってそれがちょっと妙なかんじだったので、
「なぜスーツのおじさんがこんなに…」と首をかしげるかんじで。
その後終わったらぱっぱと帰っていったので、撤収はやいなーとあんまり深く考えなかったんだけど、
帰ったら両親に「今日鳩山さんきてたでしょ!」といわれて
あーーあれはそういうことだったのね!!
と納得というかびっくりしました。一緒に映画みちゃったよ。
○どさどさっと夏らしいこと
きのう雨がふる前に、いっぺんに夏を満喫しました。
暑いの苦手なのですが夏の夕暮と夜はほんとにいいね。
まんじうカフェのおいしいおまんじゅうを食べ
おみこしを見て、それから花火をしました。
あ、おみこしは秋祭りなのかな
ぎんちゃんは4歳になりました。
くつ
時のかさなり
ナンシー・ヒューストンの『時のかさなり』という本をよみました。
本を読むのは大好きなのですが、私にとってのそれは逃避の手段みたいなもので、
幻想的だったり、メルヘンとか、冒険とか、現実に近くても現代ではなかったり、
全然違う夢のような世界に行くための時間、あるいは一人の中で展開している世界?とか、
よく分からなくなりましたがとにかく、逃げ込んだり迷い込む場所として好きなのだと思います。
エンデとか、泉鏡花とか。
それでどうしても、戦争とか、宗教問題とか、特に時代が近いほどそれはリアルで避けてしまうのだけれど、知っているようで全く知らないことだらけなのは罪だと今日やっと思いました。
恋は罪悪ですって悩むのもいいけど、それはなんというかむしろロマンチックな自己否定だなとか思って。
言葉によって話は伝わって、私はこういうふうに人の4代にわたる世界をみてしまうことができるけれど、
またその言葉と、作り上げてきた世界によって人と人が隔てられてしまう。
あの子が私のものを取ったから仕返しにぶってやろうとか、
あの子がぶつから私もとか、
ちょっと年をとったらやめるはずの事なのに、人がたくさん集まるとどうしてもその動きが幼児みたいになってしまうのは不思議だなといつも思います。
色々細かいめんどくさいことがあるにしても私はよく分かんないな。
とにかくその本をもう一度初めから読むところです。
おもしろいというより、あー本てすごいなあと、息ができなくなるかんじ。
一方私はこんな短い文章でも、書きたいことがめちゃくちゃになって大混乱してしまうので、すごくもどかしい。
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話かわって今日は父の誕生日です。
両親が病気もせずに元気で一緒にいられるのは本当に幸せなことだなあと思うのだけれど、つい忘れてしまうことが多い。
よく聞く言葉なのになあこれ。
おめでとう。
happy new year
ヒイラギかざろう
いつの間にかこんな時期になりました(毎年言ってるけど)
暖かいので年末って感じがしないけれど、夜になるとやっぱり12月の雰囲気。
冬いいなあ。空気が固形なかんじ。
みなさまメリークリスマスです。
このあいさつするたびに日本ていいなあと思います。楽しいとこどり。
今年は友だちが何人か結婚して、本当に一生に一回の素敵なところに呼んでくれてすごく幸せでした。
うわあ良かったなあ嬉しいなあという涙はめったになくていいね。
関係ないのだけどsil van der woerd(つづり合ってるかな)の制作したPV
(Lolly Jane Blueの”WORMS”)を友だちに教えてもらって見たのだけど
かっこいいです。素敵。私の語彙の貧弱なことこれ。
音が見せてくるピントの合わない状態のぼんやりとしたイメージを、はっきりと、
実在する形に映してしかもコマ一つづつが全部気になる形をしている。
あー!そういうかんじの私もやりたかったのに!と遠吠えしたくなるかんじ。
それはそうと来年はわがままに・妥協をしないという二つのことを主にがんばりたいと思います。
鬼が笑うかね。
私は途中過程とか見せるのが嫌いなのですが、抱負くらいは宣言しとかないとね。そしてまたすぐ考え変わるのかも。
ともあれみなさま、今年もお世話になりました。
私はやたらと内へ内へ向かっていて、全てのことが一人の中だけで展開されていると思いがちというか、
世界を遠くに感じたり疑ったり、まあ少しひねくれたおメメをしていて
だから言葉にできないところを比喩にしてさらに話になぞらえたり象徴を使ってみたり或は描きたいとこをただ描いてごちゃっとしているのですが、
結局単純に、好きと言ってくれる人が大好きです。
メールとか本当に嬉しいです、ありがとうございます。
来年も幸せな年でありますように。
totenkopf
昨日R-MIXの『魔王転生』って舞台を見てきました。
ゲーム世界にあるような設定が舞台にとびだしてきてて
魔王と”鬼をまとった勇者たち”が戦うのですが、
(この説明だとものすごい省略されてしまうのですが、もちろん正義と悪のあいまいさとか、歴史が分かっていても繰り返されてしまうことだとかたくさん絡んでいる)
3時間ちょっとなのにおもしろくてつるっと。
音楽が特にかっこよくて、スペシャルステージまで見にいってしまいました。
植松伸夫さんやら下村陽子さんやらたくさん作曲家の方がいらっしゃって、
うっかり我を忘れて大興奮でした。
高校のときクラスみんなで劇をやるイベントがあったのですが、あれもう一回やりたいなあ。
タイトルは「どくろ」なんですが、
最近ドクロについてたまたま学んだことがいくつかあって、
古いオランダの絵(教訓集みたいなやつ)にモチーフとしてどくろが登場してて
それはこの世の空しさを表わすヴァニタスと呼ばれるものなんだとか、
ドイツではどくろは国防軍(だったかな)の伝統的な徽章で、骨になっても国を守る意味でつけてたとか。おもしろいね。
私はしゃれこうべって名称がなんか響き的にかわいいので好きです。
日本と外国の言語で、歴史によって作られてきた特別な差に今とても興味があって、どうにかそれをうまく活かしたいなと思っているんですがまだ構想だけ。
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そういえば5年ぐらいぶりに髪を20センチくらいばっさりと切った!
髪の毛もらっておけばよかったー今は自分の毛でエクステとか出来るのかな。
うちには小さい頃初めて髪きったときのものが木箱にしまってあって、
開けるとおさげが出てくるというホラーな木箱です。フフ…
なんか怖いめのことばっかり書いてしまった。
今オバケものいっぱい放映してますが夜中に観るとなんかやたら怖い。
夜の威力ってすごいわ。全て怖い。
そうだ、「天秤街の春」という絵が出来上がったので、そのうちのせようと思います。
the fall
先日「落下の王国」見てきました。
本当に大好き!
閉じられた空間でお話に飲まれてゆく経験が小さいころの私にもあるけれど、
知っている景色を適当につぎはぎしていった話がいつのまにかひとりでに動き出す、現実とからみあう、現実と夢の間にあるのだけれどもやもやしてよく見えなかったところが鮮やかにうつっているかんじ。
見終わったあとふわふわしてしまう。
全てのシーンの色彩が本当にきれいで、わざとらしくも見えるのだけどだんだん絵から絵本になって、映像になって、現実になってゆくみたいでした。
白黒と色と、色あせているところと、
ゆっくりのスローモーション、めまぐるしいところ。
でもお話の場面も現実の中で作られているんだよなあ。
その場しのぎで作っていった、ちょっとちぐはぐなお話がどんどん転がり始めて、でもやっぱり語られているもので、でも…みたいなあいまいさとか、
本人には分かっているから説明しない部分とか、
一方的なシンパシーを感じたりして泣きました。
衣装もほんとにきれいだった!
あーこんなところを作ってしまえる人がいるんだね。もう一回見れるかな。
題がうかばない
ずっと描いてた絵がやっとできあがりました。
いつもは水彩で上からなおせないので、仕上げに色鉛筆で一通りトーンを落としたりして、それから必要ならラメを入れてたいてい満足するのですが、
今回はアクリルでかいたので上からなんか足そうかどうしようか迷います。アクリル便利だ。
でもやっぱり水彩絵の具がすきです。次どうしようかな。
そのうちのせようと思います。
いつのまにか大嫌いな夏が遠ざかるところで、アニメたちもぞくぞく最終回を迎えてゆくし、ブーツやらチェックやらファーが現れて、
冬が楽しみで心躍ります。マフラー!
でも夏がどんどん長くなっているようで、
「日本の特徴は四季がはっきりしていることです」
とか、そのうち学校でも習わなくなるのかな。
目隠し鬼さん手のなるほうへー
秋がなくなったらもの悲しい気分にひたる時間もなくなりそうな。
題どうしようかしら。
ぎんちゃん(うちのねこ)が向こうで騒いでいます。
バットマン!
先日”THE DARK KNIGHT”見てきました。
なんというか本当すごかったです。
バットマンは人間ぽくて迷いまくりで、でもやっぱマスクをかぶれば屈しない闇のヒーローなんだけど、
対するジョーカーは何にも脅やかされることがなくてブレない。
よく分かんなくて恐ろしいけどかっこいいなあジョーカー。
前のウワーイ楽し〜いっておしゃれな感じじゃなくてやばかったです。
やっぱ紫だね。三つ揃い。どろっとしてました。
あとマシーンも素敵!スマートじゃないけど。
ゴッサムシティが前みたいな架空のコミック的な暗かわいい街じゃなくて巨大な暗い夜にのさばる都市になってておもしろかったです。
明日から3日間、アジア海洋映画祭イン幕張が始まります。
日曜は私も出席してポスターにサインしたりする予定です。楽しみ!
ただいま
帰国しました。
時差がなんかへんなふうに…
月並みだけどもただいまっていい言葉だなあ。
あとbonne journeeって言葉もいいなって思った。良い1日を。
プラハの街はちょっと小さくて、おかしみたいな家がたくさん並んでいて、
すごいかわいいのにドクロのモチーフとかところどころにあっていい感じでした。
クルテクもいっぱい。
名所も行ったけど、やっぱり小さいおうちとか裏の小路がかわいかった!
ちょっとへんてこな看板とかたまらないね。
人形劇もみました。
チェコの演劇学校には人形劇科があるんだってさ。いいな〜
シュヴァンクマイエルのスタジオも見てきました。
でもなんか、街と人形劇をみてたら「ファウスト」とかアリスでさえ、すごい日常とかけ離れた映像ではなくてここから生まれてきたんだなということが思われて、
じゃあ私は東京のなんかしらをちゃんと見れているのかなと迷子みたいな気もちになりました。
ずっと東京に住んでるのになんにも見てないかもなと思って。
知らぬ間にしみこんでるものってあるのかしら。
ヴィチェルニーチェクのぬいを買ってきました。