Genius Party

ちょっと前に見てきました!ヤッホー!STUDIO4℃。
特に福島さんの作品がとてもとても見たかったのです。
でもみんな作品が本当にバラバラでおもしろかった☆
「夢みるキカイ」がすきかなあ。
ストーリーうんぬんより完成度がすばらしくておなかいっぱいになりました。
作品というか制作陣に対する大きい期待があって、その上で
好き勝手やってても、人を引きずりこめる力てすごいなと思います。
ストーリーとか言葉より、意識と絵の流れてゆく映画というかんじで、
それはあたしの描いてゆきたいところとちょっと似ているなと思った。
口はばったい。
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リアル指向じゃなくて止め絵の美しさなのにつるつるっときれいに流れていって、
音声はあまり重要視されてなくて、
まだ白黒のころの、音楽と一体のアニメーションに回帰してるかんじ。
ディズニーの、お菓子の国のやつとかかわいかったな。モスボーイ?とか。
絵が動くってすごいなあ本当に夢のようだと思います。
スクリーンに映るだけで平面なかべが別世界につながってしまう。
絵が動いて、しかも何らかの形でもとのところにもどってくる。
でも戻ってくるんだけど時間とか全てどこか変化してる。
くりかえし、カラーのイメージ。
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でももう”新しい!”っていうものは生まれないのかな、
もうある程度きまった形が無数にあって、どうしても既視感がそこにはあって、
全く新しいものはもう作れないのかなとちょっと考えてしまう。
と思ってるところに、予想外のものを作り出せる人がひょっと現れたりして。
ていうのを繰り返してきたんだな、と思います。
アニメーションだと「迷宮物語」、「シリウスの伝説」、「銀河鉄道の夜」、
それからシュヴァンクマイエル作品は私のとても重要なところにあって
たぶん無意識のなかにとても影響をうけているとおもうのだけど
何がなんだか分からないころ初めて見たときの吸い込まれるかんじ、
一方的なシンパシー?の表現できないかんじ、一目ぼれみたいなやつ。
そういう感じはどこから来るんだろう。
ひとの好みは既視感から来てるのかもしれないな、と思います。
全く想像の及ばないもの、は作れないしなあ。
ということは経験の詰め合わせから全てはうまれてきていて、
ただその組み合わせがありがちか、そうでないかだけの違いなのかな。
あたしが考えるようなことはもうすでに他のだれもが考えてて、
それでもどうにかもがくしかないのだよね。
ああなんだか読みにくくてごめんなさい。
夜はいいよね、夏は夜。冬も夜。
早く冬こないかな。
あ、やっぱり時をかける少女みてしまった〜