Misuzu Oyama Exhibition”rabbit hole library”

あけましておめでとうございます!
去年もみなさまのおかげでたくさん好きなもの作って、
たくさん素敵なことがあって素敵な人たちに会えて、もうほんとにしあわせな年になりました。
どうもありがとう。
2012年も楽しいこといっぱいになるねきっと。
今年もどうぞよろしくお願いいたします★

さて、2月の個展の詳細をアップしました。
Exhibition

大山美鈴 『rabbit hole library』展
2012年2月3日(金)- 15日(水)11:00-20:00 毎週木曜休
(最終日のみ18:00まで)
gallery speak for

【ギャラリートーク開催】
2012年2月3日(金)18:30~ 入場無料
作品解説=大山美鈴

展示内容についてはこちらをご覧いただければと思います。


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タイトルの「rabbit hole library」は不思議の国のアリスからとりました。
私は絵をかくときにお話からモチーフをもってくることがほとんどで、
一つか、またはいくつかのお話を自分に重ねたり、他のお話と組み合わせたり、
ばらばらにしてはぎ合わせたり再解釈してそれを絵の中に置き換えるという作業をしています。
そのなかでもやっぱり、不思議の国のアリスと鏡の国のアリスは私の根っこのとこにあって
どこに行くにもちょこちょこっと顔を出してくるみたいな存在で、今回はそれをメインテーマに決めました。
不思議の国のアリスはうさぎ穴からすべての物語が始まって、で最後には目がさめるわけだけれど
目がさめたところも「おしまい」って文字の後も、ずーっとアリスはうさぎの穴を落ち続けてるのかもしれないなと思うのね。
昼と夜、夢と現実、そういうのの間にあって
たくさんの本が積み重なってて、鏡とかジャムとか生活があったりして、
すべてのお話がそこにつまっているうさぎの穴。

今回、今までかいてきた全部の時間のなかの絵を引っ張り出してずらーっと並べてみよう、ということになって
あー私の絵とか頭のなかは、うさぎ穴をフワフワしてるんだなと思ったのです。
うさぎ穴が図書館になってて、私のすべてのアーカイブがあって、
でも全然きっちりしてなくて上も下もわかんないし寝てるか起きてるのかも分かんないかんじで
今日ここまできてますーっていうところ。

あと、ギャラリーが半分地下にあるので
『地下の国のアリス』ってさいしょの原題だったかな、それも頭にあって、だからどうしてもアリス。
代官山の、蔦屋書店のすぐ近くのギャラリーです。
(蔦屋書店、ほしい本がなんでもあってもうほんとに夢の国!)

今まであんまり公開する機会のなかった、CDジャケットのイラストとかも展示します。
アヤビエ「鉄の島」とか、あと2/15発売の葵&涼平「情景ならびに喉、指先。」の表ジャケット。
アーカイブに加えて、新作も20点くらい描きました。
あと今回はグッズも色々だすのでお楽しみに~
在廊日、おってお知らせしますが初日のギャラリートークにおいでいただけたらうれしい!
色々しゃべるよフフ